12.27.2012

メイドさん(余談その1)

さて大人気だったメイドさんシリーズ(笑)。今回また少しだけ復活させたいと思います。

前回後半で主人公だったメイドさんの話。49歳フィリピン人女性。今も元気よく我が家で働いてくれています。

日本でクリスマス・正月を過ごすために子供たちは既に日本へと旅立っていた先週の土曜日のこと。ひさしぶりに朝午前9時くらいまで寝て気持ちよく朝食の紅茶を作っていたときにいきなりメイドさんが真剣な眼差しで....

メイドさん:奥様、相談したいことがあります。ちょっと助けて欲しいのです。
私:(危険信号。むむ、金をせびられる)どうしたのですか。
メイドさん:実は事情があってUSD4000をお借りしたいと思います。
私:(やっぱり)どういう事情ですか。
メイドさん:それが....

ここから事情を理解するのに約30分(言葉の壁の&信じられない状況のため)。

どうやら彼女のお父さんは現在ベトナム沖で仕事をしているのですが、そのお父さんがイギリスからシンガポールにいる彼女に荷物を送ったと。中身は次の通り:花束(?)、手書きのカード(?)、ハンドバッグ2つ(?)、ダイアモンドの指輪(??)、USD25000(?????)。それがマレーシア政府にトラップされ、現金の無断輸送をしていたため罰金も兼ねてUSD4000をマレーシア政府の銀行口座に送金したらその荷物をあらためてシンガポールに送ってもらえるとのこと。その口座番号や荷物のトラッキング番号などすべての情報が入っているemailも見せてくれました。

なので、彼女はUSD4000を貸してくれたら、その荷物がシンガポールに届いたらすぐに中に入っている現金からお金は返すと私に言ってきました。

次回に続く。

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