6.10.2014

お引越し(その14)

前回の続き。

タイに引越したらおそらく初期費用がやたらとかかる。なぜかというと…..

4. 家具を買わないとどうしようもない!
現在シンガポールのコンドにある家具を持って来月バンコクに参上するわけですが、どう考えても「家具が足りない」。それは、機能的に家具が足りないわけではありません。現在なに不自由なくシンガポールで暮らしています。つまり、「審美的に」家具が足りないのです。現在の家具数のままだと、バンコクの家ではだだっ広い部屋にぽつんと家具が置かれることになります。今まで読んだインテリアデザインの本は「狭い部屋をいかに広く見せるか」などがテーマだったのですが、今回「広い部屋をいかに狭く見せるか」の本が必要(➡存在しない)。ということでどうやっても家具を買わないといけないみたいです。お金がかかりそう。

さらに、収納スペースやバスルームはたくさんあるけど、使う気になれない。なぜかというと…..

5. つくりが悪い(強調のためリピート)!
我が家の洗面台下の収納スペースを紹介します。一見普通の収納で、普段ならトイレットペーパーや掃除道具などを入れる場所です。しかし、よく見てください。収納スペース自体は扉の下端より下にあります(??!!)。つ、つかいにくい….. バンコクの 我が家の洗面用収納スペースは4カ所すべてこうです。もうここに収納する気が失せた…..
なぜ収納スペースは扉下端よりも下に位置するのか?
収納スペースから物を取り出す度に「掘り出し」気分が味わえる
さらには、シャワーやお風呂場には水が外に出ないように遮断するカーテンや扉がありません。そういえば刑務所のバスルームはこうだったと思う(注:実体験ではなく、映画の話)。
刑務所的バスルーム:シャワーカーテンもガラス戸も何もない
シャワーの度に洗面所はびしょぬれ覚悟
シャワーとお風呂の間に敷居がない。日本式入浴が可能?
我が家では引越し前の内装工事でシャワーカーテンなりガラス扉なり入れてもらえることになりました。

しかしこれで驚いてはいけません。友人はバンコクのある物件で「排水口のないシャワー」を目撃したらしいです。そこでシャワーをした後はどうするのでしょうか? メイドさんがバケツリレーで「徒手排水」するらしいのです。まったくもうなんだかわけがわからない。排水できないのなら、そこにシャワーをつくらなければよいのに….というロジックは通らない。

もちろん、ぐっと高級な住宅ではこのような悩みはないのでしょうが、そのような住宅とは無縁なのでコメントできません。

広い家に住めるのに贅沢な悩みだ、という方も多いかもしれませんが、エアコンの水漏れ(日常的)や大雨時の浸水(するらしい)などの話を聞いていると、東京の狭いけど効率よくデザインされている、故障の少ないマンションが懐かしくなります。

ということで、誰か万歩計をください。自宅内歩行のみで一日一万歩が目標。

次回からはバンコクでのお手伝いさん・ドライバーさんの話。この人たちがいないと生活が成り立たない。

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