6.09.2014

お引越し(その13)

さてどんな引越しでも気になるのが「家」。私も今回は3度もバンコクを訪問していろいろと調べてから家を決めました。今後バンコクに引越す駐在員用に、私の経験をふまえての物件事情。

1. 間取り図がほとんどない!
敷地面積、月々の家賃、築年数の次に気になるのが間取りです。日本で不動産情報を集めるときには必ずといってもよいほど、正確な間取り図もついてきます。間取り図を見てから現地視察に行きます。この間取り図とにらめっこしながら、ここにソファを置こうとか、収納が十分にあるとか、いろいろ想像しながら家探しするのも楽しみの一つです。タイでは事情が違います。どうやらタイでは家の持ち主ですら、家を購入するときにも間取り図は渡されないらしい。ということで、物件を見に行くまでどこに何が配置されているのかはすべてサプライズ。んじゃ、いったいどうやって家具の配置などのプランニングをするのか?下見のときに写真を撮りまくり、記憶を研ぎ澄ませ、最終的にはぶっつけ本番です。

しかしそんなに気にすることはない。なぜかというと…..

2. 物件がやたらと広い!
やたらと広い物件がたくさんあります。そして駐在員はたいていだだっ広い物件を見せられます。私は最初のうちは「もっと狭い物件を見せてください」と言っていましたが、「ない」と言われ続けたのでもう諦めました。というわけで、「うちのあのソファ、リビングに入るかしら….」などと頭を悩ます必要はありません。基本的には広い物件なので必ず入ります!

しかしそんなに喜んでいられない。なぜかというと…..

3. つくりが悪い!
東京のマンション物件で4LDKというと120m2くらいでしょうか。日本の建築士さんたちは上手に合計面積を考慮して部屋を並べていき、無駄なスペースがないように効率のよい間取り図を作り上げていくのでしょう。私はバンコクで4LDK、500m2というマンションを見ました。500m2は東京でいうと15LDKくらいでしょうか?! 建築ノウハウゼロの私ですらもっと上手な間取り図が描けそうです。つまりは、各部屋がやたらと広い。日々普通の生活するだけで、歩く距離が延びて万歩計が買いたくなる。あまりにも部屋が広いので、なんだか敷居を置きたくなる。各部屋を3部屋くらいに分けられそう。無駄なスペース(特にトイレなど)がたくさんあり、これらをすべて足したらもう一軒建てられそう。

しかも初期投資に結構かかる。なぜかというと…..

次回に続く。

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